この岩には、豊国文字という神代文字が彫られており、その背面には「トミアキタラシナカオキテンノウ」と書かれています。これは第25代ウガヤフキアエズ天皇の別名であり、この岩こそが、ウガヤフキアエズ王朝が存在した証拠だとされています。
そこには、天皇からのメッセージが書かれていますが、まだ全文は解明されていません。ぜひあなたも解読にチャレンジしてみませんか?
(この写真にもオーブと呼ばれる謎の光が写っています)
ただし、民家の私有地にあり、分かりにくい場所なのに(市役所を含め)誰も正確に教えてくれません。単独で出かけた人の約半数が見つけられずに断念していますので、ぜひガイドにお任せください。
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◆大分空港から車で約30分
◆ガイド料金2,000円~
宇佐神宮の周辺には、不思議な巨石文明が多く残されています。その代表が「猪群山」であり、宇佐神宮の祈祷所?あるいは古代のお城ではないか?などと言われていますが、詳しいことは分かっていません。
この男性の形をした「男岩(陽石)」は、何らかのパワーを出しているのではないかと、様々な説が出ていますが、こちらもまだ結論には至っていません。(徒歩一時間くらい)
また、「米神山」の山頂にも、複数の男岩が残っていますが、こちらは残念ながら破壊されたとする説が有力で、ふもとにその巨岩が集められています。ここは、登るのがものすごく大変なので、それ相当の装備と覚悟が必要です。(斜度がきつく足元が悪い)
◆いずれも宇佐神宮から車で30分程度
これは、大崩山の東のすそ野にある巨岩ですが、これを積み上げた女帝の物語が、『ウエツフミ』に残されています。
それは、猿に育てられた野生児「クシオトメ」が、天皇の子供をはらんで、その子が第14代の女帝になるという奇想天外なストーリーです。
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場所的には、宮崎県延岡市になるのですが、延岡から行っても、竹田市から行っても同じくらい遠くて不便な場所にあります。
「日向三代」と呼ばれるニニギの命、その子の山彦・海彦、孫のウガヤフキアエズ、どういう訳かみんな深い山の中にその伝承地が残されており、宮崎県側に降りたものが「高千穂神話」となり、大分県側に降りたものが「ウガヤフキアエズ王朝」となったようです。
◆ぜひ、近くにある「祝子川温泉 美人の湯」に宿泊されることをオススメします。(日帰り温泉も可)
こちらは、女岩(陰石)の代表である、柱立神社の「(通称)鶴原メンヒル」です。
高さ5mほどの2枚の岩の間にあるスリットは、ほぼ垂直で、正確に東西の方角を指しています。しかも地面から離れて立っているのに、倒れません。
もともとは7基あったものが、慶長元年(1596)の大地震で4基が倒れたと伝わっています。つまりこれは人工物であるということです。ここから日の出を拝んだのでは?という説もありますが、詳細は分かっていません。
なお、江戸時代に書かれた『豊後国誌』には、ここは「鶴原春日祠」と呼ばれていたという記述があり、天種子命(アメノタネコ)が祀られていました。
天種子命は、天孫降臨してきたアメノコヤネの子孫であり中臣氏の祖、神武東征の際には神武天皇に従ってここから奈良に移住しており、橿原宮に神を招く儀式でも、この一族が祝詞を上げるという重要な役目を担っています。
しかもこの場所は、ウガヤフキアエズ王朝の奥宮「フタノボリの大宮」の玄関口にあたり、中臣氏による祭儀の痕跡が残る場所として、最近にわかに注目され始めました。
竹田市のメイン道路、国道57号線からちょっと入ったところなのですが、地元の人でも知らない人が多く、場所を探すのは大変です。ぜひガイドにお任せください。
◆竹田市の中心地から車で10分程度
地元では「明神様」と呼ばれた、不思議な石像が安置された洞窟があります。そのお顔はまるでモアイ像ですが、一体何のために作られたのでしょうか?
『ウエツフミ』には、ウガヤフキアエズ第33代・清之宮姫の蘇生術が行われたときの様子が詳しく記録されています。
この女帝の守り神は「清之大神(スガノオオカミ)」という方であり、そのお姿がこの石像にそっくりなのです。
そして、この女帝は、愛する夫であり摂政であった方と二人で蘇生術(息呼ぶせの呪)を受けるのですが、とうとう天上界に旅立ってしまいます。
どうやら「檜で作られて2個並べて置かれた」という奥津葬家(おくつやへ=棺桶)が、そのままここに再現されているようなのです。そして、その場所とは「三宅の西」だったとあり、まさにこの場所ではないでしょうか?
とても分かりにくい山奥にあるので、ぜひご案内させてください。
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◆竹田市の中心部から車で20分
ここ竹田市周辺には、まるで宇宙人のような姿をした不思議な石像が多数見つかっています。
【写真左】健男社にある海獣像
ホテイ様のようなお顔の「奥嶽の宿祢」、その背後に謎の生物がオンブしているのが分かりますか?
(写真をクリックして拡大してご覧ください)
この生物にはウロコやヒレもあり、トドのようなずんぐりとした体形ですが、見たこともない不思議な生き物です。
なんじゃこりゃ?
【写真中央】三宅の大歳神社にある翼の生えた石仏
こちらは、不動明王のような石仏なのですが、明らかに翼があります。いつ頃、誰が寄進した、何の像なのかは一切分かっていませんが、古い信仰をほうふつとさせる不思議な仏像です。
なんじゃこりゃ?
【写真右】木下の滝にあるガルーダ像?
豊後竹田駅の裏手に大きな滝がありますが、その脇、崖の中腹に見たこともない不思議な像が彫られているのです。まるでインドネシアのガルーダ像のように大きな翼があり、仏像ともご神体とも呼び難い異様なお姿で、竹田の町を見下ろしています。
なんじゃこりゃ?