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01 大分県民ご用達のだんご汁、実は・・・

大分県の郷土料理といえば、まず思い浮かぶのが「だんご汁」ですが、その起源はなんとスサノオの神話時代にまでさかのぼります。

 『ウエツフミ』には、スサノオが城島高原や湯布院を訪れたとき、地元の人たちからふるまわれた「キシマ」が、だんご汁の起源だと説明されています。⇒関連記事

「すいとん」によく似ているので、戦中世代からは代用食のイメージが強いと敬遠されがちですが、地鶏と根菜類、乾椎茸との組み合わせは絶妙で、まさに懐かしい日本人の味がします。

なお大分県では、太めの麺のことを「びっちょ」と呼び、麺にキナコなどを付けて食べる場合には「やせうま」と呼びます。

竹田市を訪れた際には、ぜひお試しください。

 


02 幻のエノハ料理が食べられるお店

「エノハ」とは、このあたりの渓流に棲む川魚のことです。
最近では「ヤマメとアマゴ」の別名とされていますが、昭和時代には別種だと言われていましたので、多分、純粋種は絶滅したのかもしれません。
現在では養殖に成功しており、それを事業化した人(名前を忘れましたが)の銅像が、旧・竹田公民館の石段の下に立っています。
なんといっても絶品は「背ごし」と呼ばれるお刺身で、胴体をそのまま輪切りにして骨ごといただきます。またカリッと揚がった「からあげ」や、シメの「エノハ茶漬け」も最高ですが、お得なコース料理で、そのすべてを満喫できます。

◆竹田エノハ
http://allkuju.net/taketaenoha-331.html
◆命水苑
http://www.taketan.jp/spots/detail/352

 

なお、大野川には幻の渓流魚「イワメ」も生息しています。めったに見つからないので、絶滅したのでは?とも言われていますが、釣り好きの方はぜひお問合せください。

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03 地酒は意外にも日本酒、ワイナリーも登場

九州の人はみんな焼酎好きだと思われていますが、竹田市の周辺で地酒といえば、なんといっても「日本酒」です。最近は「いいちこ」などの焼酎が全国ブランドになって、日本酒は影を潜めていますが、ぜひ大分の地酒もお試しください。

しかも新潟などのコシヒカリを使った“端麗辛口”とはやや異なり、この辺の地酒は朝日米を使った、かなり甘くてコッテリしたものが主流でした。銘柄でいえば、「千羽鶴」「西の関」「八鹿」などが有名です。

また、久住高原には、ぶどう栽培から行っているワイナリーも登場しました。

名物の石窯ピザと一緒に、ご堪能ください。

◆久住ワイナリー

http://www.kuju-winery.co.jp/

 


04 あまり知られていないので超お得なブランド牛

最近どこに行っても地元のブランド牛が登場しますが、「豊後牛」はあまり知られていないので、価格的にもリーズナブルでオススメです。

しかも、純粋な黒毛和牛であり、昔は「肥後の赤牛、豊後の黒牛」と呼ばれて、どういう訳か、くっきりと住み分けられていました。

そんななかで、超オススメのスポットが二か所だけあります。

◆朝地牛専門店「ビーフショップあさじ」

国道57号線ぞいの「道の駅あさじ」の近くにありますが、目立ちにくいので、観光客のほとんど見過ごしてしまいます。もちろんお肉も買えますが、実はここの「牛丼」が超美味なのでランチにオススメ。しかも8~900円くらいだったと思います。

http://area.walkerplus.com/walker47/article/detail/ar1044212/le2443/20140919/2_201409191709411415/

◆パルクラブ「大地の湯」

ここは、日帰り温泉もある久住高原の総合レジャー設備なのですが、実は園内で牛も育てており、その新鮮な牛肉をランチで堪能できます。夕方には閉まってしまうので、ぜひお昼のバーベキュー・セットをお試しください。もちろん牛肉や手作りウインナーも買えますが、あまり教えたくないほど“格安”です。ランチセットで千数百円だったと思います。

http://hakuai-oita.com/paru/eigyo/daiti.html

 


05 極めつけは原木シイタケ

シイタケには、二種類あることをご存知でしたか?

ひとつは、ガラス瓶で大量栽培した「菌床シイタケ」、もうひとつは原木栽培した「原木シイタケ」です。

「そんなもの全国にあるだろう?」とお思いでしょうが、実は原木のクヌギの木が少なくなっており、全国各地に大分県から原木が送られているのです。

本物のクヌギの木に生えた、新鮮な生シイタケは、味と香りが全く違います。「もしかしたら、マツタケを超えているのでは?」と思うほどなので、ぜひお試しください。

地元の人はこの贅沢に気づいていないのか、「道の駅」などでは、ひと袋100円くらいから買えます。でも、あくまでも「原木栽培」かどうかを確認することをお忘れなく。

 

◆私の友人が原木栽培を行っていますので、収穫体験も可能です。ご相談ください。